日録

小雨、21時でひとまず帰宅する。
松之山のでログを簡単に起こす。今回松之山に来たのは、なんと5回目で、うち安吾まつり目的が3回目。なんだか、もう、ただ観光目的で行くだけで楽しいです。もはや安吾云々はではなくて、「山菜料理」「温泉浸り」が最大目的です。
会場である大棟山美術博物館*1についたのは、14時頃でした。すでにツナオさんとマコトさんのトークが始まる直前の時刻で、別段、到着時刻に遅れることでは、なんら焦ってはいませんでしたが、そのおかげで堂々たる遅刻でした。
休憩時間、いきなり新潟日報の記者に捕まる。
安吾さんに似てると言われたことはないですか?」
・・・え? 初めてだな、こういう質問を受けたのは。あまり意識したことはなかったのだが、何度もレスペクトを捧げているうちにとうとう顔つきが似てきたか。そういえば、自分の顔を鏡で見てみると、まず髪の毛を、無造作に、あまりぼさぼさになり過ぎない程度に分けている。そして丸眼鏡をかけている。いけないw、これではまさに安吾さんだw 思わぬ自己発見だったが、この時のインタビュー記事は、どうやら新潟日報には載らなかったようだ。さっきのマコトさんのトーク聴いてどうでしたか?「白痴がまさかこの大棟山で撮影されているとは知りませんでした。薄っ暗い家屋の中のシーンがあったのは覚えていたが、まさか松之山だったとは。・・・また作品を見たくなりました」という受け答えはしたような記憶あります。まあ、言うことがあまりにものほほんとしていたので記事にするだけのネタにはならなかったのでしょう。
トークの後は、古屋さんによる「語り」で”アンゴウ”です。琵琶を使わず、オリジナル原作を忠実に読み通すもの。古本に書き残された「暗号」を通して、母と子供の秘められた意図が、感動的に開示されていく作品。巧い短編だと思います。また読みなおしてみたいです。イベントのあとは、いよいよ懇親会で、あとは楽しく飲みまくりです。ビールで乾杯して、銘酒「越の露」を傾けて、そして山菜料理を食べながら、新潟の人との話を聞き、楽しむ。もういうことなしです。
今度、いつか、真冬の寒い時期にでも、この松之山に遊びに行きたいです。ゲレンデも周囲にいっぱいあるので、ウィンタースポーツのついでに立ち寄ることにしたいです。
また、今後とも定期的に小旅行していきましょう。おやすみなさいませ。