日録

晴天。担当が怪我したため代役ということで思わぬ外仕事が入ってしまう。午後は野外で延々と運搬作業に従事したりして、時間がけっこう食われてしまう。それでも19時にはオフィスを抜けて帰宅する。今夜はスタバでブログを書いています。
連休中のこと。1月10日(土)は東京都内にでかけて、熊野大学で知り合った東京組約10名様と新年会。下高井戸の某居酒屋にて18時からスタート。中上さんの生前を知る人、評論家、研究者、ただの読者(自分も含む)等々いろいろ揃っていました。新年会ということで、おビールを飲みながら、中身のない雑談をラストオーダーの時刻までするというものでした。これという文学的な討論があったわけではないです。ただ、今年の熊野大学では、発表の時間をいただいて成果を発表することをもくろんでいる、との裏情報を聞きました。それはぜひ熊野大学の本番でも聞きたいです。今年の夏の楽しみが増えました。
新年会の方は、飲み放題の時間が終わったところで終了。それからは中上さんのゆかりの地を訪ねるということで、なんと新宿2丁目を案内してもらいました。シルクハットというゲイバーで、店内はいたって普通のバーで、長いカウンターが入り口から店内奥まで続いていました。お客はイスに並んで腰掛けて、小皿に盛られた柿の種をかじりながら水割りを飲んだりするもの。お店のマスターも、いかにもおネエで、物腰も柔らかくて愛想もいい方でした。
中上さんはカウンターの中央席にどっかり腰掛けて、にやにやしながら飲まれていたそうです。ちなみに店内では”武勇伝”の実績はないそうで、いたって穏やかにお酒を楽しまれていたみたいです。
ただ、残念ながら、今月中にお店の方は営業を一段落して、廃業してしまうそうです。ゆかりの地の訪問、ぎりぎり間に合いました形になりました。企画されたKさんにただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
そうこうしているうちにすっかり真夜中になってしまって、時計は午前3時になってしまいました。もう帰りの列車もないので、眠い目をこすりながら、時間つぶしです。3名でカラオケボックスに篭もって、各々好きな歌を歌ったりして、始電が動くまで休憩でした。歌謡曲を適当に歌って時間を過ごしてたのですが、眠気には勝てず、カラオケボックスのなかでうつらうつらしてました。午前5時にカラオケボックスを精算して、撤収です。
ゲイ趣味は無いので新宿2丁目は人生初だったし、まさか午前様になるとも思ってませんでした。ただこれもいろいろ破天荒な中上さんの仕業なんだなと思うと笑えてきます。
眠気でへとへとになりながら、ホテルに逃げ帰ってきて、チェックアウトぎりぎりまで仮眠。昼には東京を脱出して、明るいうちに帰宅してしまいました。
また新宮でお会いできればと思います。
そういえば、秋田ご出身の方もおられて、自分と出身地が重なるという意外な展開もありました。まさか中上さんのリンクをたどってて秋田にたどり着くとは思いませんでした。外に出ればいろんな奇縁があるものです。
それやこれやでまた8月のセミナー等で再会することも楽しみになってきました。可能であれば自分からも何かしか情報発信のお手伝いもしたいところです。というわけで、まとまりに欠けますが、上京メモは以上です。おやすみなさいませ。