日録

雨しとしと降り続く。さながら秋雨の如し。本日夕刻郡山市行き予定1件あり。
作家兼料理研究家丸元淑生さんって今年の3月に亡くなられていたのですね。あれだけ健康食と栄養摂取法に凝りに凝って著作数もおびただしかったのに、よりによって死因が食道がんというのは、複雑な思いを導くものがあります。下世話を承知で言うと、健康食について著作をものすなら、少なくとも最終的に平均寿命はクリアしとかないと説得力弱くなってしまうような気がします(といってもこればかりは天命ですから仕方がないのですが)。ひそかにその著作は何冊か読んで部分的に参考にしてましたので、なおさら思いました。無水鍋というものを知ったのも彼の著作からだったよなおぼえがあります。
同じ作家でも、某渡辺ズン先生は医師でもあるわけですが、その著作では健康法に関しての講釈本は書いたりはしてないですね。おそらく趣味ではないのでしょう。だけどあの生命力の旺盛さはすごいので、平均寿命は楽々クリアしてくれそうな予感がします。そして「鈍感力」は版をますます重ねるわけであります。
論語に言う、子曰く怪力乱神を語らず。すなわち、わからんことは語らない、裏付けのないことは断じないことは大前提ということで、と思ってたりするこのごろです。とかく根拠のない迷信や思い込みにとらわれやすいたちなので気おつけなくてわ。いや、健康法って真贋の判断が難しいから、自分へのささやかな戒めとして書いただけです。