○「しらすせんべい」金沢せんべいの一ヴァリエーションとして売られてたので購入。白魚を高圧プレスしてうすっぺらにして，それを乾燥させてせんべいのような円形状に仕上げたもの。大きさは500円玉位か。でんぷん等によるつなぎは一切使っていないわけで，だから脆い。指でつまんで，ちょっとひねるとぱさぱさと崩れていきます。口に含んでみると，さくさくした食感の中から，まごうかたなく，白魚の風味がしてきてなかなか豊かな味わいです。・・・しかしながら，考えようによっては，けっこうグロな食べ物なのではないかとも思ったりします。白魚という生命体を，一匹一匹機械でぺっちゃんこにして食べてしまおうという発想がなかなかえぐいです。一片一片よく見ると白魚の目玉らしき黒い点が２つ残っていて，かつては白魚だったんだけど，いまはこんな変わり果ててしまいました，とその目がなにやら言いたげな哀しげな表情をもかもし出していたような気がしました。
○「でんぷんでできた爪楊枝」百均で購入。リトルスプーンでカレーを食べるといつもカウンターの上に供されている爪楊枝が，通常の木製の楊枝ではなくて，なにやら半透明な硬質な素材でできた爪楊枝が出されるので，あれ〜これなんだろうといつも気になってました（もっとも支払いを終えて店から出たとたんにそんな疑問はすぐに忘れてしまってましたが）。今日になってたまたま百均でまったく同じ爪楊枝を発見したので，疑問は一気に解決。そうかそうか。でんぷんで作っていたわけですね。でんぷんなら，地面に捨てられても，溶けて分解されてしまいますから，たしかに自然にもやさしいです。納得納得。・・・ちなみに，これって釜の中に３ケースぐらいぶちこんで，炊き上げると，でんぷんがアルファ化して，あつあつのご飯みたいになったりするのでしょうか。
○それから，最近の百均って，ステッキも売られているんですね。いったいどこから輸入してきたのかしらん。一本百円。しかも竹製のステッキです。誰でも気軽にチャップリンになれます。
