アンコウどぶ汁

茨城散策は天候に恵まれなくて、いまいちでした。

その足で魚市場に立ち寄ってアンコウを一匹買ってきました。つるし切りで捌きました。百円ショップで売られてるS字フックが役立ちました。あん肝は難なく取り出せました。胃袋の中からは烏賊の死骸でどろどろに溶けてたのが一匹出てきました。あとは、適当に切って切って、一口大の大きさにして、ばらばらにしました。
これで、あんこうドブ汁作りました。まず、あん肝を百円土鍋の底で炒って潰して脂を全体に散らします。それから、今度は、ほかの部品を全部まとめてどばっと鍋の中へぶち込みます。水は一滴も入れません。そのままにして、火が通ったら、味噌を溶かして味を調えて出来上がりです。身の水分だけで作っているのですが、火が全体通るころには、染み出たダシ汁がちょうどひたひたの量になっているから不思議です。よく出来てます。
スープの味は、感動するほど旨かったです。どろどろ濃厚で深い味がしました。
白河に戻ってきたころは、冷たい雨模様でした。山間部のほうはどんどん降雪していそうな気がします。