ちりぢり連想するままに

○海外のサッカー選手で,リフティングドリブルの使い手が現れたとのこと。ボールをひたいのうえでぽこんぽこんと弾ませながら,ゴール目指して走っていくという離れ業で,このドリブルをされるともはや周りの敵方にはなす術なしとのこと。というのもサッカーの規程上,足を相手の頭の上に蹴り上げることは,許されていないからである。そうなると,このリフティングドリブルを止めるためにはファウル覚悟で足引っかけてつまづかせるより他なしとのこと。たしかに,リフティングをやると視線がどうしても頭の上方向に向くから,前下方に足を差し出されたら弱いですね。もちろんファウルが下されるわけですが。それにしても,この,ファウル覚悟のタックル行為が元で,再起不能な大怪我に至らなければいいのですが。・・・そういえば,むかし,知り合いにこんなことを言う人がいました。「サッカーで,手でボールをつかんで走るのが駄目ならば,口でくわえるのはだめなのか。」 たしかに,口でくわえて一目散にゴールに向かって走っていくことが出来るなら,どんなドリブルよりも無敵なのでしょう。しかも視線を下方にも向けることが出来るから,タックル攻撃を巧みにかわすこともできます。いいことづくめです。成長ホルモンの異常分泌とかで,ドラえもんのような巨大な口を持ったサッカー選手が誕生すれば,可能なのかもしれません。しかし,そこまで極端な事例が生じたりしたら,ルールの方も改正されてしまったりするのではないでしょうか。いくらホルモン分泌以上による産物だとしても,ボールをつかんで持っていくのは,サッカーではなくて,ラグビーである,それはいくらなんでもおかしいと。
○シュレッダー事故続発とのこと。2歳幼児が9本の指を切断したとのこと。いまや小さなオフィスなら必ずあるといっていいシュレッダー。それだけに,事故時の凄惨な光景が容易に想像できてしまうので,痛々しすぎ。ぞっとする。そもそも,シュレッダーというのは,書類を差し込むと,すぐにスイッチが入って,あっというまに書類がバリバリと音を立てて吸い込まれて砕かれていくその様子は見ていて,なんとなく楽しい。ただぼーっとその光景を眺めているだけで,なんとなく,癒されます。それだけに子供心にもきゅんと訴えるなにかがあると考えられるわけで,たぶん,大人のまねをして,何枚かの書類を差し込んで,紙を砕いて楽しんでいるうちに,砕き残した書類の破片が,ひとかけら,挿入口にぽつんと残っていたりしたのでしょう。それで,この破片だけが挿入口のなかに中途半端にひっかかってっているのは,気分がなんだか落ち着かないので,細い両指を挿入口にさしこんで,つんつん突っついているうちに,シュレッダー勢いよく起動してしまい,そのあとは悪夢のような現実になってしまったのではないか,とわたしは想像しています。おそろしいです,二度とこのような事故が起きないよう業者には対策を願いたい。
○女性販売員が営業中いきなり傘の先で目をつつかれ眼球破裂の重症とのこと。加害者はそもそも精神状態にやや異常を来たしていて以前から突拍子も無く人叩いたりするなどの奇行が見られたとのことだがいくらなんでも眼球を刺すという発想はひどすぎないか。それも何の恨みもない通りすがりの販売員の眼を。被害者のほうが気の毒すぎる。傷がいえても右目の視力はもう戻らないわけでそしてその心的外傷から立ち直るまで何年もの月日が必要になるのではないか。このような対象無差別な加害事件が横行跋扈するようではうかつに町も歩けないなんて事態に陥るではないか。危険はテロリストだけが運んでくるものではない。いやな世の中になったものです。
タヒチ島在住某ホラー作家が野良猫対策のために自分の飼い猫が産んだ子猫をかたっぱしから崖下に投げ落して殺害することを慣わしとしている由を日経紙上にコラムとして発表したところたちまち愛護団体から一般のペット愛好家に至るまで賛否両論どちらかといえば感情的な批判のほうが多そうな轟々たる大々波紋をひろげてしまっているとのこと。いずれにしても直木賞作家としての名声に深い傷がついてしまったことは言をまたない,残念なことです。だけど個人的にはこのことが大騒ぎを引き起こしていることに意外の感でした。というのも,自分の実家近辺では,近所のとある宅では,猫が産まれれば,まず,引き取って育ててくれる家を探すわけですが,しかし引き取ってくれる家が見つからなければ,車で近くの港に持っていって岸壁から海面に向けてぽんぽん投げ捨てて処分するのがごく普通に行われていましたから,人間が人間の都合でペットを処分するのは,それは当然のことだと思っていました。そりゃぁ,始めてこのことを知ったときはショックでしたが,なに,どこの家でも行われていることだよという事実に慣らされるにつれなんとも思わなくなりました。それともこんなことを慣らされているということ自体が,おかしなことなのでしょうか。
○夕刻本屋にて短編立ち読み。川端康成「禽獣」。
自宅サーバを構築して遊んでみるとおもしろいです。ウェブホスティング業者の業務内容がより一層親しみやすいものになります。サーバというのはすこし負荷がかかると落ちやすいということもたいへんよく理解できます。そうなると管理者はサーバトラブルを未然に防ぐために日々記録されているサーバログを日々確認しながらそれら危険を予測しなくてはなりません。たいへんですが,一度システムが安定したときのこのなんとも言えない達成感は格別です。もっとはやくこのことに出会っていたらIT関係の道を選んでいたのかもしれません。おそらくいまごろは東京都内六本木のIT企業でオフィスにこもってひにちまいにちディスプレイをにらみつづけながらプログラム言語を打ち込みつづける日々になっていたのかもしれません。そんな生活いやです。よかった,早く出会わなくて。ええと,手持ちの環境は,corega社製ルータと「玄箱HG」でした。Corega社製のルータは,DDNSに接続することが仕様に組み込まれているので助かりました。
○この自宅サーバで,いま実現してみたいことはストリーミングサーバです。それも,ファイルをいったんサーバにアップして,そのファイルを利用者に落とさせるのではなくて,リアルタイムで流した音声を同時に配信するタイプのストリーミングサーバです。本屋で調べてみたところ,どうやら,alsaとusbデバイスの認識と,icecast2なるものをこの玄箱に組み込みさえすれば出来そうなのだが,設定の仕方があれこれややこしくて,また頓挫してます。alsaのソースがちっともコンパイルされてくれません出るのはエラーばかりです困ってます。