日録

雨天。昨日に引き続き、ぱっとしない灰色な空模様。午前中に盛岡をでて、それから午後には、秋田に至る。特段大きな変化はなし。
新潟市秋田市とは雪国同士と言うことで景色が似ているらしい。たしかに街並みがだだっ広くだらだらと広がっている感じは近い。また今日になって、ふと地図を眺めてたら、信濃川雄物川の河川が流れ出る方向と、そして放水路の形状がそっくりなことにも気がつく。
とはいっても、言われてみれば、ああ、そうか、という程度の相似でしかないです。街の規模と活気は新潟の方がはるかに上です。
そんなことよりも、今日は国内の原発がすべて停止したそうです。原子力推進で、長年最先端技術を磨いてきた方々としては、この脱原発ムードは「寂しい」とのことですが、これから脱原発していくだけでも、高度な技術力の需要はまだまだあるのではと思います。
やはり原発のことを検索してると、気持ちが重くなります。某4号機プールが余震で壊れないことをただただ祈ります。
道路交通の方も、暗いニュースが多いです。先日、秋田市から岩手遠野への長距離を、なんと自転車に乗って一時帰省しようとしてた大学生さんがいたそうですが、その途中、奥羽山脈の峠を越えて、そして下り坂で、路肩から側溝に落ちて、亡くなられたそうです。たしかに峠道は路肩が狭くて、自転車向きではないわけで、無理をしないで、列車で移動してもよかったのではないかと思います。
長距離移動はリスクがあって当たり前で、そのリスクを引き受けた上で、旅行先で新たな発見があったりするわけですが、・・・さて、今後、自分自身が小旅行するときは、どうしましょう。多少コストは張っても、リスクの低い選択肢を選ぶようにしたいです。おやすみなさいませ。