日録

晴天。日記が一日空きましたが、それは昨夜東京で安吾さんの忌日に参列していて、夜遅くまで飲み続けていたからです。4次会まであったような記憶があります。ぐでんぐでんだったので会話の内容も、酒代払ったのかどうかも覚えてない有様ですが、とりあえず居酒屋に忘れものはしなかったようで何よりです。
金曜夜ということでしたが、参列者数はわりとこじんまりとしてました。50名くらいで、わいわいがやがややってました。
今回のスピーチで印象に残ったのは、井上淳一さんが、トップで壇上に立って、「戦争と一人の女」映画撮影の決意表明をされてたことでした。すでに脚本の冊子は完成してました。あいにく低予算を強いられているが、製作者として「作りたい映画を作る」。商業主義の世界の中で、あえて非常に難しい課題に取り組もう、苦しんでいこう、という強い意気込みに打たれました。映画が封切りされたら見に行かねばならないし、これこそツイッターやブログを通して、みんなの力で応援していきたいです。
戦争と一人の女の映画撮影の件は初耳でした。奇しくも漫画家の近藤ようこさんが同じ作品で漫画を描いておられることは気がついてましたが、なんでまた時を同じくして、同じ作品で、製作意欲を触発されたのだろう。原作を読み直してみたい、そんな気分です。
千賀さんが去年から白痴に取り組まれたのは、3・11の地震がきっかけだったというのも印象に残りました。地震被害を目の当たりにして、ふと「白痴をやりたい」と閃いたそうです。たしかにタイムリーな閃きです。さもありなんと思います。
18日は午前中は宿酔冷ましに徹して、午後になって少し都内でお買い物して、それから新幹線に乗って北上して、今日は終了でした。おやすみなさいませ。