このごろ

「朝型」がいいのか、「夜型」がいいのか、そういった議論を耳にすることは無くなったような気がします。
以前だったら、まあ、朝型有利な結論が大勢を占めていたような気がします。だけどこのごろはどっちがいいのかあんまり話題にならないですね。
朝型だろうと夜型だろうと、それは個人別な問題であって、朝に仕事をして調子よければ朝型でよろしい、逆に夜に作業の調子がよければ夜型でよろしい。多分、個人別に決めればそれでいいのだろう、ということなんだろうと思うし、そのとおりだと思う。
自分なんかも、はるか昔、学生の頃のことなのだが、ああ、「朝型」っていいんだろうな、と思って、一時期、早起きを励行したことがあるけど、結論からいうと、なにも得ることは無かったです。例えば、朝の四時に起きて、テキストをぱらぱら開いてその日に受ける授業の予習をしてみる。いきなり眠いです。テキストを開いて文字を追っているうちに、二度寝の誘惑に駆られます。上半身がこっくりこっくり激しく振れてきます。そうしてぼんやりしているうちに通学時間が始まります。そして授業中も眠いです。それの繰り返しばっかりで、けっきょく一ヶ月くらいでやめてしまいました。それから後は、まったく逆に、夜に授業予習復習の作業をしていったほうが、効率よかったので、もっぱら夜の作業の方を中心にしていった記憶があります。
でも、よく考えて見れば、「朝型」が良いよ、と説く人や、あるいは執筆する人って、いい加減歳をくってた人が多かったような気がします。歳をとってたから、朝の方が気持ち良いのだ、仕事が捗るとか説いておられたのかもしれません。そういうことに感化されたわたしの方がいいバカだったのかもです。
いまのわたしは、というと、たとえばパソコン打込み作業だったら、夜の作業のほうが調子がいいです。逆に肉体労働やレジャーだったら朝の作業のほうが調子がいいと思います。朝に作業をするなら身体をばんばん動かしていく方がいけてるように思います。これはもっぱら個人別な結論ということになります。