いままで

森繁久弥さんご出演の映画はそんなに関心は無かったものの,下記の「おかしな男渥美清」本文中にて,「昭和20年代の頃の森繁久弥は,”カリスマ的な”人気があった・・・」,というくだりがあったので,ちょっと気になってきました。そうなると,そのカリスマ的なパワーがあった当時を,後世の自分も追体験してみたい,検証してみたいと思うのが人情です。ならば当時の映画作品を観てみることがひとつの方便になるのでは?*1 それで,ちょうどタイミングよく,本日のBS2で1953年「凸凹太閤記」というものが放映されると知ったので,それで参考のためにと思って録画予約したのだが,・・・フタをあけてずっこけ,またもや国会中継のため,放映中止になっちゃってました。昭和20年代の姿を拝見するチャンスかと思って,自分の心のうちだけでは,瞬間風速的に,気持ちが盛り上がっていただけに,突然の放映中止は残念です。しかし,むかしの映画作品の放映なんて世相離れしていて,テレビ局としては,しょせん”ヒマネタ”でしかないんだろうなあ,ということも理解できます。国会中継のほうが,間違いなく大事です。賛同します。
まあ,森繁さんの作品ならレンタルでもぽつぽつありそうな感じ,そのうちちょっと探ってみませうか。
あ,そういえば,「死に花」の森繁さんも,ある意味,カリスマ的なずしんとした存在感感じましたです。たしかに森繁さんでなくてはとても出来ない役です。

*1:ていうか自分の場合,自分がうまれるはるか以前のむか〜しの映画作品を観る動機はおおむねこれであることが多いです。エノケン映画の場合もほぼ同様でした