日録

晴天時々小雨。ほんの少しだけ夏に撚り戻ししたような暑さです。朝一番で床屋に出かけてさっぱりしてから、ひさびさに名古屋にでかけてお買い物でした。
ことのついでに、午前中のうちに横井庄一記念館に立ち寄ってみる。記念館っぽいのは看板だけで、見た目は普通の家屋です。玄関のチャイムを鳴らすと、横井さんの奥さんが出迎えにでてきて「どうぞ」と言う。なんかすごいところに来てしまったなと思う。そのまま玄関をあがって、すぐ右のドアを開けると、横井さんが隠れていた地下壕実物大セットが飾られている。鎌倉みたいな形状で、もちろん、中に入ることもできるし、椰子で作った食器や道具みたいなものもありました。人一人がやっと寝起きできる狭いこの空間で、たった一人で28年も黙々と過ごされたのは、南国の温暖さと、そして本人の若さと、楽観の為せる技ですね。大したものです。展示物はそれほど無いので、ほんの10分位居ただけで撤収しました。
午後は、名古屋市博物館にでかけて、特別展示の吉田初三郎展をみる。鳥瞰図の画家。戦前日本の美しい(ところだけを描いた)世界、色とりどりで、見てて楽しいし、新鮮でした。売店で図録の電子版を買ってきて、自宅でゆっくり眺めています。
さて、夏の終わり、いろいろ思うこともあるけど、まずはよく寝て、月火水平日に備えます。おやすみなさいませ。