日録

晴天。主に自宅まわりにて過ごす。昼に図書館に出向いて、「小高へ 父 島尾敏雄への旅」を手に取る。小高という地名につられて読む。「小高の駅舎の正面に立つと、そこから町中へ真っ直ぐに延びた通りの遠近法のお手本のような消失点が気になる眺めは、半世紀前と変わりありません。・・・・・父も叔父も、やはりこんな具合にして、小高駅から街並みを見下ろしてから、歩き出したに違いありません」
南相馬市小高区は気になります。上記で描かれたながめはいまはどうなっているだろうか。原発にもろに近いあの町はいまはどうなっているのだろうか。飯舘村とかは、いまでもウェブのニュースで取り上げられてたりしますが、原発にもっと近接している双葉町とか南相馬市とかの情報は、いまではあまり聞きません。聞かないだけに、逆に気になります。現地を見てみたい気持ちすらあります。
そんなことをふと思った以外は、自宅まわりで過ごして、夕方に軽くジョギングをして一日を終わりました。おやすみなさいませ。