先日の宿は

ウェブ上で「無線LAN可能」とうたっていたにも関わらず、宿泊室ではWifiマークが全く作動しませんでした。看板に偽りありです。だけど、ウェブが使えない分、じっくり本を読むことの楽しさを再認識しました。
新書の「「うつ」は食べ物が原因だった! (青春新書INTELLIGENCE)」がなかなか面白かったです。メンタルヘルスというのは、薬やカウンセリングに頼るのではなくて、「栄養」がまず大事なのだ、という視点で書かれた本です。当たり前のようでありながら、実際の診療現場ではかなりなおざりにされてしまっており、薬剤に頼ってしまっている傾向があるとのことで、患者が薬から抜けにくくなる悪循環も発生しているとのこと。
甘いものや炭水化物をたくさん摂る癖のある人は、低血糖になり、それがうつを引き起こしているのではないかということなので、食生活をよく改めて欲しいとのこと。たんぱく質は積極的に摂取すべしとのこと。意外にも肉類から摂るのがたいへん吸収効率がよいとのこと。
これざっと読んでて、自分の食生活が偏っていないか、手抜きレシピに走っていないか、いろいろ考えさせられるところが多かったです。参考になります。
ちなみにこの本の著者は、東京新宿でクリニックを開業されているとのこと。ホームページURLも記載されていたので、さっそくアクセスしてみました。やはり、コストはお高いです。オーソモレキュラー療法(栄養療法)は自由診療なので保険適用外とのことです。納得です。