超神音

平日ですが、一足お先に休みをとってみました。そして朝から一関に行って、超有名なジャズ喫茶「ベイシー*1」に立ち寄ってみました。かねてから一度立ち寄って見たいと思ってたお店です。
はっきり言って、やばいです。音があまりにも良すぎます。
Relaxin With the Miles Davis Quintet (Reis)
店主が取り出してきたのがこの「Relaxin'」というLP盤でした。最初だけ針音がパチつくんだけど、演奏が始まるとまったく気にならなくなります。マイルスのトランペットの、甲高く叫び歌うような独特の音色が超リアルに響いてくれます。強弱の幅の大きさも複雑精妙に出来ていて、音の引き出しの数が多いこと多いこと、情報量が多くて、ただただびっくりしました。言うことなしです。
マイルス・デイビスって、正直、もともと関心薄かったんだけど、こうして十分な機材で十分に魅力を引き出してくれたおかげで、その精妙な音楽世界にたっぷり引き込まれてしまいました。こればっかりは文章ですげえぞすげえぞなんて書いてても伝えられないものがあります。あんなリアルな音像は、そのへんの自宅のラジカセ程度では、ひらべったくなってしまうので、まず無理です。そもそも格が違いすぎって感じです。

店内です。堅固な土蔵なので、しかも窓もみんな封じていますので、うすっ暗いです。平日だったので、ガラ空きでした。その分、悠々と楽しめました。珈琲1杯800円もしますが、聴けるサウンドが超立派なのでおつりがもらえたような気分になります。
外は快晴でした。