宝介

そういえば、昨日遠野に行ってました。その途中、国道283号線沿いに「宝介」というラーメン店があったので、立ち寄って昼食にしました。ここで頼んだのが「武蔵麺」なる代物です。1杯500円という格安でした。どんぶりの中身は普通の醤油ラーメンなのだが、トッピングとして、紅ショウガが麺の上に乗っかってるわ、刻んだニラがスープ一面に散らばっているわ、すりおろしニンニクがどばっと入っているわ、そして付け合せの漬物として、ハクサイキムチと、ギョウジャニンニクキムチとが、小皿に入って添えられていました。唐辛子もどっさり漬け込まれて真っ赤に染まっていました。
しかし、よく考えてみると、これって「反則」ではなかろうか? くさいもんと、刺激物なもん、ばっかりですね。ここまでやってくれると、スープや麺の味なんかどうでもよくなってしまいます。とはいっても、辛いおかげで食は進みます。腹も減っていたので、無我夢中になって麺をすすってました。そして、大満足しました。
ただ、今回、ギョウジャニンニク(=アイヌネギ)のキムチは初めて賞味できました。けっこう感動しました。ただでさえ、辛くて臭くて強烈な代物なのに、ましてやそれで「キムチを作ろう」などというのは、なかなかレアな発想なのではと思います。アイヌネギの本場、北海道に住んでいた時も見たことは無かったです。多分、春先限定のトッピングだと思います。