ICレコーダー終了

標記のSANYO製品(SANYO デジタルボイスレコーダー 「DIPLY TALK」 (シルバー・1GB) ICR-S280RM(S))を愛用していましたが、とうとう寿命を迎えました。ただ録音するだけならOKなのですが、USB端子をパソコンに差し込んでもうんともスンとも言わなくなりました。そのためファイルの転送が不可能になりました。
この製品には「弱点」がひとつありました。スライド式USBオス端子です。このUSB端子と基板とを繋ぐ部品が「フレキシブル基板*1」なのでした。すなわち、指でスライドさせてこのUSB端子を出したり引っ込めたりしているたびに、本体内部では、このフレキシブル基板が激しく折り曲げされるので、劣化は避けられず、ついに折れて断線してしまいました。そのため通電しなくなりました。
たしか2007年1月頃に購入したから、2年弱の寿命だったということになります。
やはり電気製品は、可動部品から壊れていきます。なつかしのカセットデッキだって、まずどこから壊れるか、というと、再生や録音とかを操作する「ボタン」から壊れてくれます。あと、テープを読み取る部分の「ヘッド」も弱かったですね。
とはいっても、ほぼ毎日カバンの中に入れて持ち歩いて、仕事等でほんとうにフル酷使した結果ですから、ある意味当然の結果としての故障です。保証期間も過ぎています。良しとします。

*1:携帯の折り曲げ箇所によく仕込まれている、半透明の薄い薄い基板のことを指す。