ところで、

こないだの12日以来、「会津混声」の庭園もとい「定演」という検索ワードで拙ブログが検索されるので、・・・わかりました、リクエストにお応えして鑑賞ログちゃんと書きますw 日時は7月12日(土)18時30分から会津若松市会津風雅堂というホールで開催されてました。
18時頃にホールの来客用駐車場に車を停めて、エントランスに並んだのですが、玄関前はすでに長い行列を作っていました。いやはやこの人気は尋常ではないです。たいへんに市民に愛されてるコーラスグループであることが察せられました。こんな盛況で満足に席に座れるのだろうかと心配になったのですが、前方の席は隙間がけっこう空いていたので、適当に隙間を一マス見つけてちゃっかり座ることができました。それでも会場はほぼ満席といっていいくらいほぼ満遍無く埋まってましたように思います。
構成としては、第1部がポリフォニー5曲、第2部がポピュラー曲5曲、そして最後の第3部ではサマークリスマスをテーマとして、ゴスペル曲みたいなのを数曲、ピアノ伴奏とドラム伴奏とを従えて、リズム感ノリノリで歌ってくれる、という内容でした。全3部通して一時間半くらいです。長からず短からず、良い尺だったように思います。
歌の巧さと輝かしさもさることながら、なによりも造りが「エンターテイメントに徹している」のが、すばらしいことだと思います。特に第2部ポピュラー曲ステージでは、振り付け有りで、腕振り腰振りノリノリで歌ってくれました。女声陣オンリーの「真っ赤な太陽」の振り付けもかっこよかったです。第3部のゴスペル調の曲目も振り付けがノリノリでしたが、それだけではなくて、ミュージカル仕立てになっていることも楽しめました。団員と団長と指揮者とが組み合って、ちょっとお寒い演技を披露してくれて、観客を楽しませてくれました。
また、曲に入る前に、司会者が現れて一曲一曲ずつ、短めで気の利いた解説を添えてくれてたのも、曲への理解を深めてその上で鑑賞するという点で、良かったように思います。
ちなみに、ここの指揮者は県内で有名な高橋祐二さんです。長身瘠躯のスマートな身体を頭のてっぺんから足の先までフルに動かして活き活きと合唱団をコントロールされてました。会場で背中だけみてるだけではわかりづらいですが、顔の表情もかなり動かしているのがわかります。発音のしかたや曲想に至るまですべてをボディランゲージ化して、丁寧に発信してくれてます。すごい人です。
マチュアの集まりとは思えないくらい、ショーとして要領よく作りこまれた内容で楽しめます。あれだけ頑張って、一般券1枚1000円なんだから安すぎます。もっと支払っても良いくらいでした。ログ以上。