本日の読書

梅原猛の『歎異抄』入門 (PHP新書)」とはいいつつ今日もまた哲学的な書物読了。
この手の哲学系本を読むのは今日で一段落します。だいたい,もう,いいです。また気が向いたら再燃するかもということで。
梅原さんの文章はすごいわかりやすい。「歎異抄」というのは,分量としては少ないけれども,じつは法然親鸞唯円の三代もの長い苦渋の年月をかけて,やっと,その論理を成立せしめた労作でもあって,そして,当時の仏教の価値観からすると,たいへん画期的な発想に支えられている著作だったということが,よく理解できます。歴史の勉強にもなりました。
あと,読んでて人生論的にいろいろ思ったこと参考にしたいこともあったけど,表面には書かなかったりします。「下書き記法」の中に封じ込んでおきます。何年かたって,いったい何を書いたのか忘れてしまった頃に,「編集」リンクをぽちっと押して読み直すのが楽しみですw