こだま

いまだにこないだのバックカントリーでの,ガイドさんによる,山岳についてのうんちくがいまだに脳内をこだましていますw なかなかおもしろいうんちくでした。神楽ケ峰での頂上での話。 
「(向うに見える)赤城山は,国内では,富士山に次いで,二番目に”裾野が広い”山なんです。
 ちなみに,”裾野の広さ”と”山の高さ”というのは”比例”の関係にあります。
 ・・・ということは,赤城山は,古代のころは,富士山に匹敵するほどの(3700m級の)高さがあったのではないかと言われてます。ただし,山塊が噴火等により崩壊してしまったので,いまの高さになってしまってはいるけれども。
 また,いわゆる”関東ローム層”という火山灰の地層が知られているけれども,あれは富士山からの噴出物ではなくて,実は赤城山からの噴出物なのではないか,とも思われます」
というわけで,赤城山という山は,いまでこそ静かだけれども,そこに秘められた歴史というのは,なかなか謎めいたものがあっておもしろいとのことでした。
それにしても,”裾野の広さ”という着眼点から,山についてのうんちくを教わったのは初めてです。
おもしろいことを話す人だな,と思わず感服して聞いてました。