杜の都にて

仙台文学館立ち寄り中。常設展のほかに、藤沢周平特別展で氏にまつわる展示物見る。氏の書斎の再現コーナーあり。本棚の蔵書には江戸期の資料はもちろんもりだくさんだけど、翻訳ミステリ関係の文庫本の数もかなりのもの。マイシューバル&ペールバールーのシリーズはほぼそろっている、ずいぶん気に入っていたようで。ちな
みに山本周五郎のは「青べか物語」が一冊だけはさまっているだけ、ちょっと意外。
藤沢さんの好きな言葉は「村」、嫌いな言葉は「生きざま」とのこと。後者は説明がないのでちょっと意外の感。いわゆる「剣豪」「ヒーロー」を描かないという含みがあっての発言なのかな。
ロビーでは「白き瓶」で執筆に全面協力した清水房雄氏の講演ビデオが放映されている。
外は曇り小雨止むことなし。