本日の運動

旭岳にて,20本くらい滑降。パウダースノ−の深さじつにじつに1mくらい。ツリーランでもなんでもやりたい放題,ふわふわした雪の上をバランスをとって滑降しているうちは快感このうえなしなのだが,しかし,いったんこけるとパウダーが深すぎて蟻地獄状態。脱出するだけで雪の中泳がなくてはならず激烈汗だくになります。
しかしパウダースノーの海にずぼっとはまるだけならいいが,この季節この野趣あふれるゲレンデは,じつは雪質も緩みがちで,雪崩の危険も指摘されています。こんなとき背後の斜面がざああっと崩れてきて生き埋めになったらいちころです。しかも濃霧だったので,視界は3〜4m程度なので,周りの誰もそんな事故には気がつきませんでしょうし。ああ,雪山って怖いよ。
これが2月後半になったらこんどは古い雪と新雪が層を成して来るので,なおさら危ないでしょうね*1。というわけで今年の旭岳巡幸はこれで納めにします。危なすぎます。でも,楽しかったよ,ありがとう,旭岳! と雄々しき山容に感謝の念をささげて下山いたしました。
それと,オージー勢も20名くらいお目見え。ニセコだけでは物足りなくこの旭岳まで来しとおぼしきや。

*1:ちなみに昨年の3月に雪崩生き埋め事故1件ありました。→参考