のほほんとした日記を書いてるように見えるかもしれないけども，じつは今年は良い年ではありませんでした。拙勤務先，今年，自殺者が２名でました。ここは不特定多数が見ている可能性のあるブログだから，詳細は書きませんが，まず１件は今年の夏，暑さが盛りになろうとするころ，太平洋に投身されました。原因は借金苦によるものでした。もう１件は，かねてからの鬱病で，職場を休みがちだったのですが，どうも，やはりその鬱病が高じて，なにかしら自身を攻めてしまったあまりに，自決されたようです。
どちらも死のわりかし直前まで，言葉を交わしたりして，業務上でふつうに意思のやりとりをしていた仲だっただけに，突然の自殺は，ショックでした。
それに，やはり，人の内面なんていうのは，ただただひとりで苦しんで，内に秘めているだけでは，傍からは絶対になにもわからないということも思い知らされました。自殺の意を秘めていることなんて，はっきりいって，傍からは，まったく，わかりません。結果を見せ付けられて唖然とするだけでした。
まず，何と言ってもこういうのはひとごとではありません，自分だって，なにかで追い詰められたらどうなるかわかりませんし。
やはり苦しいことは，なにかのかたちで，どんどん表明して，そしてそれが受け入れてもらうようでなくてはならないし，それがいつでも自然に出来る環境も醸し出されるようでなくてはとも思います。*1 なにか傷つけるようなこと言ったとしても，やはりそれは言い返してもらわないと，わからないものです。
そういえば，上記の，自身の身の回りのことから目を転じても，今年は地震と台風といった天変地異も惨かったし，なにやら陰湿な事件も多かったです。
とりあえずイラクみたいに戦争でないことだけが救いだろうか。いや，戦争がおきないから，その分の陰湿なエネルギーが内向して，幼女を殺したり，某量販店に火を放ったりしているのだろうか。*2
世の中を作るのはパソコンや機械でもなく，やはり”人”なのです。なにか良からぬことを行動に起こす前に，自身が子供のころに，理想として描いていた”夢”に帰って考え直したいです。
とりとめもなく乱文ですが，良い年を迎えられるようでありたいです。
