今朝の

NHKFMで武満徹のピアノ作品「雨の樹素描」なるものが流れていた。雨粒が金タライをひたすらひたすら叩きつづけるような単調な基調音と,水しぶきのようにきらきら散るような繊細でとらえどころのない音の羅列が,終始休むことなく続いていくような音楽でした。寝ぼけまなこ半睡半醒状態で聴いていたせいか,理性のバリアを突き破って,脳髄にディープインパクトだったみたい。明日から,雨に見舞われるたびに,このピアノ曲思い出してしまいそうな予感です。