本日の読書

「一億人のためのミステリー」(ランダムハウス講談社)。いわゆるムック本なのだが,巻中の”伊坂幸太郎と仙台を歩く”に出てくる仙台市内の写真は見てて楽しいです。あの,広瀬川の,巨大な屏風のようながけっぷちを仰角高く望む河川敷なら,自分も数え切れないくらい散策したことあります。仙台というわりかし大きな都市のど真ん中に,ああいう峻厳な渓谷があるのだからすごいですね。眺めはたしかにすばらしく,河川敷のベンチに腰掛けて,黙って,広瀬川のせせらぎに耳を傾けていると,心が洗れるかのような思いがします。
あと,それと,八木山の橋梁はたしかに自殺の名所として地元では有名ですね。それらしいうわさはかなり聞かされました。*1
仙台市は緑が美しくて大好きな町です。夏の暑さも程々,冬は寒さも厳しくないし,雪もあまり降らないからすごしやすい。ああ,またいつか機会があったら住みたいものです。・・・*2

*1:いまは,橋の欄干には高く高くネットを張っているので,ちょっとやそっとよじ登った程度では乗り越えられないように出来ています。

*2:広瀬川の河川敷って,秋が深くなると,夕暮れ時に,バーベキューや鍋を取り囲んで,野外パーティでわいわい盛り上がる人が多いのですよね。おそらくいまの季節は広瀬川の河川敷が一番にぎわう頃合です。←「芋煮会」ですね。