昨日から引き続いて

梅雨のようななんかじめじめしたどんより灰色な空模様です。北海道らしくありません。だんだんと本州の気候と同化しつつあるのでしょうかw
およそ10年くらい昔に,かの杜の都仙台市に住んでいた頃は,およそ一ヶ月ほどの間,”晴れる”ということがなかった経験があります。たしか同じ6月ころのことで,要するに,まともに”梅雨状態”だったのでしょうね。しかも仙台市という街は,市内に広瀬川という威勢のいい大河が流れているので,そこから立ち上る湿気もすさまじく,ミルクのように濃い朝霧が市内を立ち込めることも珍しくないです。そうなるとますます湿気がすごいんです。
一ヶ月もの間,空が晴れてくれないと,生活はどうなるか。洗濯ものが乾きません。室内に一週間くらいぶら下げておいても,じっとりと湿ったままです。しまいに黒いカビが繊維のあちこちに浮かび上がってくるです。やむなく,もういちど洗濯機に入れて洗浄,ふたたび物干しへ,でも乾かない,哀しいです。
しょうがないので,買い物袋や紙袋に,たまっていた洗濯物をおびただしく詰め込んで,それを両手で抱えて,近所のコインランドリーに運び込んで,洗濯しに行ってました。コインランドリーなら乾燥機があるので,なんとか乾かすことができるので,これでなんとかしのいでました。乾燥機からとりだしたばかりの,乾燥してふわっとしててほかほかした状態の下着に頬擦りして,文明の利器のすばらしさに思わず感動してたりしてました。
洗濯中はもちろん暇なので,コインランドリーの店内のいすに座ってだまって読書してたりして時間をつぶしてました。その店内には10円コピー機もあったので,図書館から借りてきた本をまるまるコピーして自分だけの供用本を作ったりしていたこともあります。ただ,折からの湿気でコピー紙とトナーが湿気てしまってて,コピーができない時もままありました。コピー仕上がりはなんだか薄黒ずんでいるし,しかもしばしば紙詰まりでいらつくいらつく。
思い出すだけで,湿気ってやです。
にっきらしいにっきに終始してます。明日は天気になってほしい。