日録

晴天。昨日と同じお盆ペースで過ごす。18時で終えて、今夜は山を降りずにそのまま帰着する。
ふと、放送から録った映画をいろいろ観る。それにしても我ながら画質があまりよくない。録画機器を最新のものにしないと、あれだな、と思ったりもする。それはさておき、戦時中の「不沈艦轟沈」という1944年封切りのをざっと観る。増産と戦意昂揚とを煽りたてる、まさしく国策映画です。前半は、増産の指示を受け入れる工場と工員の葛藤のドラマで、後半では、増産目的を何とか遂げたことで、海軍のお偉さんによる感謝の講演が、カット割りもなしに、10分以上延々続くという不思議な世界です。何であれ、まず、こういう時代があったんだな、現実には勝ち目のない戦争なのに、メディアの世界では虚構が誇張され、ずるずると果ての見えない戦局へと、国民総動員で引きずりこまれていった、そんな空気が濃厚だった件をここから感じ取ったりしてました。
あっと言う間に金曜日を迎えてしまいました。
おやすみなさいませ。