気になることは

はるか九州は、宮崎県での口蹄疫の件です。ニュースによると11日現在で既に71箇所で陽性反応が出ているとのこと。家畜伝染病予防法により、処分対象牛は6万頭にも及んでいるらしい。陽性なれば、法律に基づき、殺処分するしか有効手段は無い、と言うこと。これが2010年の現実なんですね。ヒトの病気に関しては、天然痘やら結核みたいにかつては不治の病と呼ばれたものでも、それ相応に対症法は開発されてきたわけですが、それがこと家畜の病気となると、まるでお手上げでしかない現状というわけです。どうやら原因はウィルスによるものだ、というところまではわかっているみたいなのですが、それではなにか抗生物質一本打てば治るとかそういう話にはならないようです。ただただ殺処分をくりかえして、畜舎を清浄化するしか手立てがないわけです。う〜ん、生き物を御する術としては、なにかがどこかで違うような気がする、だけど自分のような素人には何が出来るわけでもないです。