地図

晴天。あいかわらず暑いです。以下、単なるヒマネタです。
盛岡市の古地図発見。測量は大正期のもので、後に鉄道敷設箇所を加筆して昭和初期に印刷されたものらしいです。某古書店で500円で無造作に放り出されてたので買ってきました。これはスキャナで読み込んでPDFにして、ここ*1に備忘としてアップしておきます。サイズは5MBくらいです。いまどきのことだからひょっとしたらgooやgoogleでも見れるのかもしれませんが。
時代的には賢治さんが過ごしていた盛岡市とほぼ合致します。しかし、市街地の規模は現在の10分の1位かなと思います。小さな街だったのですね。また河川がまだまだ未改修の場所だらけで、とくに雫石川は中州が多いこと多いこと。相当な暴れ川だったのではと思ったりします。
それと、前の所有者が赤鉛筆であちこちなぞったと思われる跡があるのが気になります。盛岡市を出て、北部の渋民村とか、西部の小岩井農場とかを、かなり手広く歩きまわっているみたいです。どういう意図でこういうマーキングをされたのかは、わかりませんが、ひょっとしたらこの時代ですでに自動車くらいは所有されていたのかもしれません。徒歩だけで歩きまわるにはかなりたいへんな距離です。