時事メモ

自民党の中山氏が引退表明し、後継者として出身県の東国原氏を擁立するとのこと。知事として積まなくてはならない実績の方がまだまだあるのに、安易に国会の方に行ってしまっていいのだろうか。10年くらい地元に居座ってしっかり評価される実績を積んだ方が良いような気がするのですが。出馬を検討する程度なら自由ですが。たしか宮崎をどげんせんといかんというのがスタート地点ですよね。そもそもの信念を貫くというスタンスは保つべきではないかと思ったりします。
○なんだか日本の政治は緊張感がないです。自民と民主とがリングで取っ組み合うだけが政治ではないはずです。政府が東京という列島のどまんなかにあるからゆるいのではなかろうか。中国の北京みたいに意図的に北の辺境あたりに首都移転してみたらどうでしょう。国境を身近に感じることで政治が緊張すると思うのですが。それに地方切り捨てなんてことも言われなくなるだろうし。
○明治期の日露戦争のときは、一時的に首都が広島に移転したということがあったそうです。戦線に近い街に移転することで、緊張感のある指示体制を維持することが狙いだったのではないかと。もちろん明治政府のすべてが良いとは思いませんが。