石川町に行ってました

すぐ隣町の,石川町民族資料館の見学をしてました。見学料はタダです。予約も不要です。当番の町職員さんさえ居ればいつでも訪問して観ることが出来ます。

石川町というのは,かつて鉱山の町だったそうで,ペグマタイトという火成岩を採掘できたとのことです。ほとんどは水晶ですが,それでも微量ながら金とかウランとか貴金属を含むこともあるので,戦前はとくにウランがかなり注目されていて,採掘作業も盛んだったらしいです。ウランが採れるということで,国産原子爆弾開発の研究所が設置されたこともあったそうです。戦前日本って着想がすごいと思います。
資料館の中に入ると,このように展示室には,

さまざまな水晶がディスプレイされています。この煙水晶とか,紫水晶とか,黒水晶とか,アメジストドームとか,いろいろあります。結晶の大きさが巨大なのには驚かされました。結晶一個が両手で抱えても持ち運べないくらいの大きさです。
惜しむらくは,ディスプレイの仕方が,「地味すぎる」ことです。水晶は安いけれども,「宝石」でもあるのだから,もうすこしコンパウンドかけて磨いて,きれいにライトを浴びせて,黒基調の背景でディスプレイしていただけたら,まるで宝石店みたいで,観てて楽しくなる,観光客にもアピールできるのになと思ったりしました。
その他の写真は,フォトライフに適当に置いてあります*1