本日の読書

中国の大動乱が日本に押し寄せる―繰り返す中華の歴史法則黄文雄徳間書店)」この人は儒教文化を大胆に断じてくれてて面白いと思う。儒教道教。調子のいい時は前者に拠り、調子が悪いときは後者に拠る。それが歴史の中での中国人の在り方だったとのこと。ただし両者とも人間中心の哲学であることでは共通しており、たとえば人間を取り巻く自然の大きな流れに対する思索には、どうやら欠けているとのことらしい。なるほど。そういう切り口もあるのねん。