本日の読書

核爆発災害―そのとき何が起こるのか (中公新書)(高田純著中公新書)」 8月6日当時広島で核爆発至近距離に居ながらも奇跡的に生き残った二つの実例を詳細に分析してあるのが興味深い。とにかく、爆発したまさにその瞬間に、どこにいるかで運命が決まるようだ。核爆発はとにかく最初の衝撃をいかにして免れるかが肝心とのこと。閃光が輝いてから約5秒程度で衝撃波が来るので、光を見たらすぐに身を伏せるよう心がけること。直撃から免れるにはやはり地下にいるのがいちばんとのこと。土が遮蔽物になるのでγ線被曝も避けられるとのこと(とはいっても、都合よく地下室があれば、の話ですが)。