自動販売機にて

暴君ハバネロ旨スープを買った。これは開缶したときプルタブがぽこっと抜け落ちた弾みでスープがぴっと飛び散ってきて目に飛び込んだりしたら痛いんじゃなかろうか、そして青唐辛子炒めの当たり籤を引いたときのように舌が麻痺するほど辛いのだろうか、などと思いつつどきどきしながら開缶した。ごくりと飲んで味わってみると辛さはそれほどでもなくて、スープのコンソメベースの旨みが濃厚で、味わいもなかなか深いと思いました。「旨スープ」という位置付けの方が強いなと思いました。これだったら何本か買ってきて、キッチンの手鍋にどくどく注ぎ入れて、野菜や肉を煮込んでポトフにしてみてもいけるのではないかと思った。それこそついでにウコンとクミンを混ぜ込んで風味をつけてやったらスープカレーの出来上がりになりそうな気がしました。