NIPPONOPEN@アルツ磐梯

mixiにログってましたが,せっかく「動画を紹介」機能もあるので,こちらにもアップ。
朝四時半起きでアルツ磐梯にて観戦してました。駐車場は案外空いていました。まったくもってガラガラ状態です。
まあ,午前6時半到着ですからそんなところではないかと。
リフトが8時頃になって動き始めたので,その足で小一時間程度滑って発散してきてから,ふたたびふもとに降りてきたところ,なにやら,ハーフパイプ会場の方角のほうが,わいわい騒がしくなってきました。さっそく会場まで上って行って,観戦開始といったところ。

女子ライダーの方では,山岡聡子さんを応援していたのですが,どうも本領がまったく発揮できなかったようで,せっかくエアを決めても,着地ミス,尻餅をつきまくりで,まるで冴えないエアになってしまって終わってしまってたのが,残念すぎです。結果も,8名のうち7番目だったようだし。
先週富良野のワールドカップで,2番手につけていたというのに,今日に限って,いったいどうしたのだろう。
エントリー1番目というのがネックだったのだろうか。
やはり,最初にすべるとなると,先行選手のエアをまったく見られないわけですから,たとえプロでも,ハーフパイプの雪質を読みづらいのでしょうか。

とくに,今日はものすごい快晴に恵まれました。おかげで,ハーフパイプの上には,太陽光が強烈に照り付けるわけで,左側のリップが日陰になってしまってアイスバーンがちがちなのですが,右側のリップが日向になってしまってるので,ゆるゆるざらざらだったようです。この,刻々と変わり行くコンディションに振り回されたライダーも,目立ちましたように思います。とくに女子の方が,そのせいかどうか,エアがいまいちで盛り上がりに欠けてしまったように感じます。

たとえば,その失敗の好例(?)がこのお方のエアです。これは,男子ライダーの方ですが,あの,成田童夢さんです。
BGMは,ご指定の「ラップ版アイネクライネナハトムジーク」で,相変わらずのハイテンションなのですが,
エアを決めてから,日陰から日向に至るラインから出た瞬間に,バランスを崩してしまいました。それも2回も。

いやいや,かなり,むずかしいのでしょうね。

だけど,刻々と変わるハーフパイプの状況なんぞものともせずに,好エアを決めるのがプロというものでもあるわけで,こちらは,トリノオリンピックの金メダリスト。ショーン・ホワイトさんのエアです。

はっきり言って,この方,まったく,他を圧してました。
エアの高さとめくるめくような空中回転,それでいてリラックスしまくりなオーラを発してます。完璧。日本勢とは,役者がぜんぜん違うような印象受けました。もちろん本日の1位でした。ショーン・ホワイト,まるでウィンタースポーツやるためのお名前ですな。^^;;;

それでも,日本勢でも,かなりすごかったのは,YONEXの青野令さんです。
これは撮れた映像もなかなかのものなので,会場観客の熱い盛り上がりまでも,良く捉えられています。

フィニッシュを決めた後は,あえて観客の鼻と目の前をひゅーーーんと駆け抜けて,ブレーキ,そして,猪苗代湖をバックに万歳三唱になります。
観客の心までもしっかり掴んでます。いちばん盛り上がりました。エアもすごいし,この人なら,これから実力が快調に伸びれば,次回のバンクーバーあたりで,メダルいけるのではないかと。いい感じです。要チェックですな。


あ〜おもしろかった。
というわけで,また今週もがんばりましょうそうしましょう。