冬は相変わらず

猪苗代ミネロスキー場*1にて10時から16時まで運動の一日でした。
当初は,県下最大のゲレンデのアルツ磐梯*2初突撃が目的だったのだが,しかし,今朝方からの激しい風雪のため,リフトが手前の2本しか稼動していないということで,それで,テンションがガタ落ちになってしまって,あっさりと撤収しました。わずか2本のリフトと,チケット売り場前に行列を成している客の様子を目の前にして,なんとなく嫌になりました。
ちなみにこのアルツ磐梯の駐車場にて,リフト券転売行為さんと遭遇しました。車を駐車スペースに停めて,それからウェアとボードをトランクから取り出していたところ,背後からいきなり声を掛けられました。
「すみません。この一日券,3000円で買ってくれませんか」とのこと。
4500円もする一日券を,3000円で買えるなんて! おお,これは安い。思わず飛びつきたくなりましたが,だけど,目線を上げてみたところ,転売行為しているこのお兄ちゃんの面貌そのものが,わたしにはなんとなく気に入らなかったので,この反条例行為*3を受け付けるのは,見送ることにしました。
それから,ウェアに着替えて,ボードを担いで,チケット売り場にたどりついたところ,なにやら,様子がおかしい。
そう,本日は今朝方からの激しい風雪のため,リフトが2本しか動かなかったのでした。ただし2本しか動けない分,本日の「一日券」は割安になりましたとのこと。その価格は,2500円とのことでした。
あぶなかった,あぶなかった,あの転売さんの誘いにのっていたら,500円損していたではないですか。^^;;;;
それやこれやで,このアルツ磐梯からは撤収撤収。なにか波長が合わない,テンションが上がらないときは,方向転換するに限ります。
しかし,このまま帰るのはおもしろくない,やはり,せっかく磐梯山麓まで来たのだから,どこかで滑っていかなくては,と思いながら東進しつつ,「猪苗代ミネロスキー場」にたどりついたわけでした。
第2希望ゲレンデということで,あまり期待していなかったのですが,なかなかどうして,大当たり! 今朝からの激しい風雪にも関わらず,ここは,リフトは全山営業中。頂から麓までの約2kmものコースが開放されてました。
また,大荒れの天気のおかげで雪質も最高です。雪玉を握ろうとしても,さらさらしているので,固まりません,崩れます。北海道級のパウダースノーでした。おそらくこの冬最高のコンディションだったのではないかと予想されますほどの状態でした。
また,この「猪苗代ミネロスキー場」は,パークが充実しており,とくにジャンプ台なんか,丈の低い初心者向けのものから,丈の高い上級者向けのものまでそろっていて,どんなレベルの人でもパークに入って楽しめるよう細かい配慮が行き届いています。そういう点も乙なゲレンデでした。ナイター営業の時刻に至るまで遊んできたら良かったかな。
午前中は,ひどい風雪で,視界0に近い状態でしたが,午後になって緩んでくれたみたい。頂から猪苗代湖をちらと垣間見れたときはなかなか感動しました。

*1:http://www.minero-ski.com/

*2:http://www.alts.co.jp/

*3:たしか20万円以下の罰金のはず。