本日のDVD鑑賞

宇宙戦争 [DVD]宇宙戦争 [DVD]トム・クルーズ主演の最新のそれ。あちらこちらの都市を暴れまわる,トライポッドの群の迫力もさることながら,そしてそれに翻弄されてパニック状態に陥る,群集の様子も,描写がやけにリアルで怖かった。たとえば,トム・クルーズご一行が,自動車に乗って,フェリー船着場に向けて,逃走するシーンの,しとしと降る雨の中,運悪くも,逃げ惑う群集のど真ん中にもぐりこんでしまうところ。やがて,群集に,車の周囲をとり囲まれてしまい,そして車体をぐらぐらゆすぶられて,「乗せろ乗せろ」の大合唱が始まる。それを蹴散らそうと,アクセルを踏むトムクルーズ。すると,群集の怒りがとうとう爆発する。フロントガラスがかち割られ,無理やり乗り込んでこられ,とうとう運転席から引き摺り下ろされてしまい,自動車は奪われてしまう。だが,その奪われた自動車も,また同じように群集にとり囲まれ,ぼこぼこにされ,走行も不能になってしまうわけで,こういったパニック時の群集の描写がなかなか生々しくて怖いです。
以下ネタばれなので,隠します。さて,この映画,トライポッドに乗った宇宙人らは,止め処も無くめいっぱい暴れまくって,血で血を流す残虐非道の限りを尽くし,まさに無敵状態,地球人類はただ翻弄されるだけなわけなのですが,それでも,最後の最後で,地球人類は,勝利をおさめてしまうんですね。なんでも,侵略者としての,この宇宙人,地球上の微生物やウィルスに抵抗する力が無くて,それらに感染してしまい,病気が蔓延,それでおのづと死んでしまい,あっけなく全滅してしまうという,オチでした。ご都合主義といえば,ご都合主義ですけども,でも,あれだけ超強大な武力を誇る宇宙人の蛮行を止め,映画に決着をつけるのには,やっぱりああいう結末しかないんだろなあと思いますね。普通にミサイル等で駆逐してしまうというのは考えられないですし。だけど,最後まで飽きさせなくて,おもしろかったです。
アップしてみると,なんか,キーワードの部分だけ,ぼうと浮かび上がってしまって,ある意味効果的w たいしたことは書いてませんのですが。
○「ステルス デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
○2日付記事に鯨肉料理の一例としてトラバ打ち込みされまそた。あてずっぽうでこしらえたレシピにもかかわらず,おいしそうと思っていただけて,うれしいです。それと,じつは,あの日のぞうすは,鯨肉のほかに,ひそかに納豆なんかも仕込んで煮込みしまそた。鯨肉納豆雑炊。うかつにお客様に出すわけにはいかない,秘伝のぞうすでございます。