本日のBGM

バートン・クレーン作品集~今甦るコミック・ソングの元祖~(Neach Records)」 上京中,富士レコード社*1のCD棚より購入。
秀逸です。冒頭の「酒がのみたい」でいきなりノックアウトです。

♪万歳! 乾杯! 
♪養老ノ滝ガ〜 飲ミ〜タイ

ええと,「養老の滝」というのは,つまり,比喩として”お酒”を意味しているわけですよね。要するに,日本語の表現技法として,比較的,高度な単語なわけです。しかし,これを,欧米人による,カタコトな日本語で語られてしまうと,なにやら,その内に秘められたニュアンスが,なんだかズレてしまってるように聴こえてくるんですよ。ひるがえって考えてみれば,180度異化されてしまっているわけで,この急落なギャップがおかしくて,腹の底から,大笑いしてしまいまそた。これでしばらく笑いのタネに困らないです。
「夜中の銀ブラ」もツボにはまってます。

♪気持ノヨクナイ オ弔イ ワタシハ 弔イ ソレ嫌イ

弔いネタなんか,カタコト日本語で,陽気に陽気に,リズムに乗って,歌うなよな〜。これもまた,世界が,激しく,180度,異化されてしまってます。たまりませんです,これ。
こんなぶっとんだ音源を,至極,廉価で提供いただけまして,感謝の念にたえません。ありがとうございます。