ようやく

旭川から帰還。天候があいにく悪くて,朝方からしとしと降りつづける冷たい雨のおかげで,せっかく持参した折りたたみ自転車は,使えずじまい。市内でペダル漕ぎ運動できなくて,なんか欲求不満です。
それでも,自家用車と徒歩で,古本店”ブックビックボックス”等を,散策。旭川市内で,古書を探るとしたら,店舗としての規模の大きさと,こだわりのある在庫の質から,やはりここははずせないところです。小規模な図書館程度の,ゆったりとしたスペースの中に,古書はもちろん,古美術品もあるし,音楽CDもあるし,SPレコードも何十枚か店頭に出てますです。やはり,ひろびろとした店内に,ほぼ全ての在庫が,きちんと陳列されていて,気楽に手に取れるのがミソですね。だから,数時間居座っていても飽きません。覗くたびに発見があります。ここは旭川市を探訪するたびに,いつも楽しみとしている店です。文庫本を5冊ばかり買占める。

  1. ちなみに上記の店内にて,

映画関係コーナー付近の棚をふと覗いていたら下記の古ぼけたポートレイト一葉発見。値札は300円とけっこう廉価だし,なによりも呼ばれているようで気になったのでその場で購入。

サイズは,幅8.7cm×縦13.7cm。そもそものポートレイト自体が鮮明さを欠いているのだが,その眼と唇の形と,そしてなによりももみ上げ下に垂れ下がってる頭髪が,先端でくるんと丸まっている様が,かのブルックスに似ているように思われてならず,気になってます。帽子を深くかぶっている様子で,ひたいと眉毛は隠れてしまっているのですが。ちなみに裏面には記載等なにもありません。
いったいどなたなのでしょう。honchausさん,もし拙記事ご覧なられましたらあたたかいコメントいただければたいへん幸甚でございます。虫がよすぎかも。考え直します。当面のテーマとして,解決できる日まで温めて考えます。