昨日聴いたNHKFM

なにげなくカーオーディオから流れてたのを聴いていたのだが,17:00頃ONAIRになってた,

海外クラシックコンサート
 ▽第53回ミュンヘン国際音楽コンクール受賞記念管弦楽演奏会
「“ハープ協奏曲 作品25”から 第2楽章、第3楽章」ヒナステラ作曲(14分46秒)(ハープ)ナビラ・シャイエ(フランス)<ハープ部門第2位>(管弦楽バイエルン放送交響楽団(指揮)ギュンター・ヘルビヒ〜ドイツ・ミュンヘン ヘルクレスザールで収録〜(バイエルン放送協会提供)

この曲がなかなか印象に残りました。第2楽章は,ゆったりとした緩叙楽章で,ハープの響きがなにかそこはかとなく和風な雅を帯びていて,ハープというよりも琴の協奏曲のような感ありました。第3楽章は,ずしんとした響きと,その民族音楽的な騒がしさがさながら伊福部昭の音楽のようで,そのノリの良さ,なかなか愉しかったです。
ちなみに,ラジオのスピーカーで聴いてた当初はこれ曲目と作曲家を押さえてなかったので,あれ,これって邦人作曲家の作品っぽいなあ,いったい誰だろう? 伊福部さんにこんなのあったっけ? と聊か失敬乍勝手に想像しながら聴いてました。
ようやく曲が終わって,アナウンスが入ってきて,そのとき,これがヒナステラというアルゼンチンの作曲家の作品であることを知りました。意外意外,なるほどなるほど。
このハープ協奏曲なかなかおもしろかったので,もう一度聴いてみたいです。どっかに音盤ないかしらん。