ドラゴンフルーツ

なんでもサボテンの実だそうで,あの刺だらけのサボテンの葉っぱの一部が,唐突にぷくっと膨れあがって,40日くらいかかって赤く熟した実が,まさしくそのドラゴンフルーツだそうな。さっぱりした甘味が特徴とのこと。うろこ状の皮も手で簡単に剥けるので食べやすいとのこと。大きさも人間の拳骨よりもちょっと大きいくらいで,なかなかボリュームがあって食べがいもありそうです。
もともとは中南米の産で,原生種の甘味はどちらかというと淡白なものらしいのだが,沖縄の栽培農家では,商品として売るために,少しでもこれの糖度を増すように試行錯誤したたとのこと。糖度を増すためには,光合成が必要,その光合成のためには少しでもサボテンの葉が大きく育ってくれたほうが有利なので,地面にはたくさんのススキの葉を敷き詰めたりして,土の中の微生物を活性化せしめ土壌の養分も充実させるよう工夫されたとか。手がかかってますよねえ。
件の番組によるとすでに日本全国に販売網が広がっているとのことなのだが,此方帯広のどっかの店には来てないかなあ。今度探して買ってみよう。