このごろ

毎週日曜NHK教育午後7時過ぎに放映されている「NHK映像ファイル・あの人に会いたい」が気になっています。今週は三島由紀夫がでてたそうです*1 
たしか先々週あたりにはエノケン(戦後のインタビュー映像)も出ていましたが,これは運良くハードディスク録画完了しています。エノケンがこんな風に芸談義していた言葉がなぜか印象的。「(舞台に)出てきた途端に,観客から(あ,あの男はおもしろいぞ!)と思わせるような雰囲気を作ることが大事なんだ。そうなってしまえば,何もしなくても,ただ歩いているだけでも,客席には自然に笑いが生まれる。そうなったらしめたもんだ。そういう雰囲気をこしらえるようにするように,頑張る。それが(役者としての)”努力”だと思うんだよね」 エノケンが喜劇役者として,その間,足の障害等に見舞われながらも,長くやっていけたのは案外こういった考え方に秘密があるのかもしれないな〜,とか,漠然と思いながら観てました。
ちなみに来週は市川房枝が取り上げられる予定のようです。戦後すぐ,すなわち,昭和20年代初頭にインタビューされたときの映像なら何度か観たことがあるのだが,今回もそれなのかな? 暇があれば観てみますが,その時になったら,また忘れているかもしれません。

*1:”そうです”などと書いているのは,本日は所用のためじっさいに観る暇が無かったことを意味します。だからなにの映像が放映されたのかはわかりませぬ。