本日のBGM

クレメンス・クラウス指揮VPO1954年ニューイヤーコンサート(オーパス蔵) いや〜,とくに,「美しく青きドナウ」「ラデツキー行進曲」の演奏なんか,観客も演奏者も気合入りまくりそれでいて楽しみまくりで,おもしろいです。
おそらく1954年当時は,いまみたいにちょっとリッチな日本人観光客が遊びに来るようなコンサートではなくて,オーストリアの市民による,ウィーンという一種のローカルな空間におけるコンサートだったんだなあ,という感します。これらの曲目は,オーストリアのお客様だけ相手に演奏しておりまして,したがって国歌を演奏するくらいの高い気合を感じますです。すごいです。
当時のアナウンスもついてるし,おかげで臨場感もぞんぶんにあっていいですね。まさに50年前にさかのぼってラジオ聴いてるような気分しますです。*1 復刻深謝。
すべてライブの昂揚感みちみちていてほんとに楽しいです。

*1:ただ,音質は,かなり良好ですが,それでも,これは,あくまでも”50年代”の音質ですね。