紅葉間近

大雪山国立公園を縦断している国道273号線を走っていて,およそ大雪ダムのあたりから,およそ14kmほどの砂利道が,枝分かれしてます。ひどい砂利道です。しかも道路のすぐ脇が断崖絶壁だったりするので,路肩から転げ落ちないように根気よく慎重に上り詰めていかなくてはなりません。

車一台やっと通過できるくらいのどうしようもない砂利道です。スピード出し過ぎたら危ないこと極まりありません。対向車とのすれ違いのときもふつうの路に比べて倍神経を使います。
そしで,この砂利道を上り詰めたところにあるのが,「銀泉台」という観光地です。

へんぴなところにあるわりには,ずいぶんと先客の自動車が来ているのでびっくりしまそた。ちなみにすぐ全面に立ちはだかっているのは,大雪山赤岳,標高は2200mくらいです。山肌真ん中の白いのは雪渓だと思います。
ところどころがすでに紅葉が始まっています。

すでに鮮やかな紅葉を示している樹木もちらほら。もう一,二週間くらいで全山美しい紅葉と化するのかなと思います。
ちなみに紅葉真っ盛りシーズンになると,ただでさえ狭い砂利道に観光客が押し寄せて危ないので,この銀泉台行き道路は一般車両通行止めになります。代わりに専用のバスが,往復します。